こんにちは。伊藤です。
お世話になった人が天国へ行きました。
これまでに何人もの先輩方や、身内を亡くすたびに考えること。
「生きること」についてです。
僕たちはこの地球という3次元の星に住んでいます。
ここで体験できることは
友情、中間、善・悪、成長、愛、
楽しみ、怒り喜び、悲しみ、
様々な学び経験、人間関係、
その他もろもろを触れたり、
感じたり、体験することができます。
そしてこの貴重な体験は、
人間という「人である間」の
期限つきの100年という間だけです。
人によって、生きられる寿命は違います。
もしあなたが今、40歳ならば、
還暦まであと何回桜を見ることができるでしょうか？
睡眠時間や仕事での時間を除いたら、
あなたに残っている自由な時間は
あとどれくらい残っているでしょうか？
この事実に本当に気づくと、
何でもできると思うんです。
（あまりにも時間がなさすぎることに気が付くということです）
一生に1回しかない私たちの人生を
後どれくらい生きれるのか。
残された時間はどれほどなのか？
こうして人は残りの自分の生きられる時間を知った時に
初めて自分は本当に何がしたいのか、
残された時間何を残していきたいのか、
どう生きたいのかが見えてくると思うのです。
僕は、人は死んだら次のステージが待っていると思っています。
地球という星を卒業をしたら（死んだら・天国に行ったら）
次に行くところもちゃんと用意されているんです。
今まで自分がしてきたことを踏まえて、
行ける場所も違ってくるんです。
それはただ良いことをしてきたから天国に行けるとか
悪いことをしたから地獄に行くとか
そういう概念ではなくて、
自分が考えている思っている場所へ行ってしまうということです。
自分の考えと次のステージはリンクされていると思ってます。
良いことをした＝天国
悪いことをした＝地獄
ではないということです。
もし仮に天国があったとしたならば、
それは、その人がそう思ったからそこへ行けるのです。
もし仮に地獄があったとしたならば、
それはその人がそう思ったからそこへ行ってしまうのです。
自分が考えていることと、
リンクされているんです。
自分が考えてる通りの世界が
次のステージに用意されていると思うんです。
話は変わりますが、
地球は、1200km というスピードで自転しています。
一日かけて1200km というスピードで回っているんです。
そしてさらに、月へ向かうロケットの3倍の速度で
太陽の周りを1年かけて公転しています。
太陽は、様々な星を自分の引力によって、
一定の周期で軌道に乗せてまわしています。
水星 火星 金星 地球 木星 土星
冥王星 海王星
この太陽系は、銀河系という大きな渦の中で、
グルグル回っています。
おそらくとてつもないスピードだと思います。
そんな規則正しいサイクルを何千年、
何百万年、何億万年と回っているんです。
そして地球という星が誕生して、今から約40億年前に生命が誕生しました。
初めは小さな糸ミミズみたいな顕微鏡で
見なければわからないような、
とても小さな小さな物体です。
それが、大きくなり、細胞分裂を繰り返して魚になる。
両生類になり、四足動物になり、突然変異によって哺乳類が生まれ、
マウスが誕生し、サルになり、人間になったといわれています。
ダーウィンの進化論が正しければ、この過程のハズです。
そんな中、人間と言われたのは、つい、数千年前のことです。
そして、さらに私たちの人生はその中のたった100年間という
とても短い短い時間を期限付きでいただいています。
人によっては、50年しか生きられない人もいます。
この短い時間の中で、
私たちは、どう生きるのか？
どう、生きていきたいのか？
どんな人生を送りたいのか？
を考えた時、この大きな大きな宇宙の視点から今の自分を見た時に、
もし今自分が思っている悩みであったり、
問題であったりを考えると、
いかに自分の悩みが小さいかということに気づきます。
悩みが飛ぶわけではありません。
問題が解決するわけでもありません。
しかし、大きな視点から自分をとらえることによって、
自分の問題や悩みは小さいものだなと思ってしまうものです。
いつもこの大きな視点から自分を見て、
自分の生き方、あり方を確認しています。
長くなってしまいましたが、
大切な人を亡くすたびに自分の生きている意味を考える。
自分の使命を考える。
自分の存在意義を知る。
何のために生きているのかを知る。
こういうふうに物事を大きな観点から考えます。
